通信Vol.39(2007年8月)

 巷には、夏休みを満喫する人たちがあふれかえっていますが、我が家では夏休み的なイベントも計画されず、子供たちの期待を裏切り続ける父親の汚名を今年こそは返上したいと考えていますが、どうなることやら・・・

 今回も色んな所でネタを仕入れてきたので、お披露目したいと思いますが、この通信は皆さんに精神論を押し付けているわけではなくて、皆さんが得する生き方、幸せになるための方法論をご紹介しているので「私は損したい」、「不幸になりたいから放っておいて」という方は読まないで下さいね。時間の無駄ですから(笑)

 さて今回は、病気になる生き方、病気にならない生き方というお話しをしたいと思います。自分は病気をしたこと無いのかと突っ込まれそうなので、先に断っておきますが当然病気をしたことも(小学5年生の時には腎炎で半年入院したことも)ありますし、現在調子が悪いところも無いわけではありません。
 先日ある人の講演を聞いてきたのですが、58年間病気らしい病気をしたことが無いという人の話なので信憑性はあると思います。

 結論から言うと、何事にも感謝して生きると病気になりにくく、日ごろから不平不満愚痴悪口を言っていると病気になりやすいらしいのです。
 病気になりにくい人は、逆境がめぐって来ても耐え忍んで、状況が好転した時に「あの試練があったからこそ、今の幸せがあるのだ」と過去に感謝できる人ということです。もちろん順境の時は、周囲の人たちに感謝するのは当然ですが。
 逆に病気になりやすい人というのは、何かにつけて不平不満愚痴悪口を言い「自分なんか生まれてこなけりゃよかった」「女なんかに生まれてこなきゃよかった、男に生まれたかった」と言うのが口癖の人です。現在の自分を否定する言葉を繰り返し聞かされた肉体は、自分で存在を消そうとするのではないでしょうか。ひょっとして他人のことを話しているつもりで悪口や愚痴を言っていると、それを聞いた体の細胞が「自分のことを言われた、自分は必要のない存在なんだ」とかってに判断して、自ら寿命を短くしているのかもしれませんね。植物でさえ「かわいいね、きれいだね」と言って育てるのと悪口雑言聞かせて育てるのでは、花の咲き方に差が出るそうですから、まして生身の肉体に影響が出ないわけはありませんよね。

 以前、病院の看護師さんにも実際の経験から得た話を聞いたことがあります。眉間にしわを寄せて一つのことに固執する人は、入院が長引いたり繰り返し入院するけれど、ニコニコして愛想のよい人はすぐに退院していくそうです。もっとも同じ10日間の入院でもニコニコしている人と苦虫噛み潰したような人では、周りの人も「もう10日たったの?」となるか「やっとで10日過ぎた?」と感じるかに差が出るとは思いますが。
 
 以前にNK(ナチュラルキラー)細胞のお話はしたと思いますが、それらとも因果関係がありそうです。昔の話ですのでおさらいしておきますと、私たちの体の中にNK(ナチュラルキラー)細胞というのがあって、日々我々の体の中に発生している病原菌やがん細胞(1日に100万個も発生しているらしいです!)を退治してくれているのですが、ありがたいことにNK細胞は、笑うと活性化するらしいのです。
 どうやら病気をするから笑えなくなるのではなく、笑わないから病気になるようですよ。苦しい時に笑うと楽しくなって来ますもんね。