通信Vol.47(2008年4月)

 もうじき桜も咲きそうな気配ですね。桜は一年の内ほんの一時しか花を咲かせませんが、全身でそのエネルギーを爆発させているようで、とても好きな花です。

 今回は楽しく生きると題して、自己反省も踏まえながらどうしたら楽しく笑える毎日が送ることが出来るか、一緒に考えてみたいと思います。
 この通信を読んでくれている方は、皆さん楽しく笑える日々を望んでいると勝手に思っています。(そうでなきゃ時間使って読んでくれませんもんね)

最近、小学生や中学生、高校生が自殺をしたというニュースが出るたびに、思うことは子供たちに夢を持たせてあげたいということです。今は苦しいけど、大人になったらあんなに楽しいことがあるんだと思ってもらいたいのです。僕は小さい頃から車大好き少年で、スーパーカーブームで、大人たちがカッコいい車を乗り回している姿を見て、羨ましく思ったものでした。高校生になると親に隠れて車を乗り回していたので、早く大人になって自分の好きな車に乗りたいとずっと思っていました。
大人が楽しそうに生きていれば、子供も大人になるのを楽しみにするのではないでしょうか。大人が毎日文句ばかり言って、辛そうにしていればできればあんな大人になりたくないと思うでしょう。

 大人が見ても子供が見ても楽しそうな生き方をするにはどうすれば良いのでしょうか?子供たちから「素敵な大人だ!あんな大人になりたい」って夢を与えられる人になるのはそんなに難しいことではありません。まず第一に自分がああなりたいという大人を見つけることです。自分が「素敵だな」と思える人を見つけて、その人を真似ることが第一歩です。他人に夢を与えることは自分が夢を求めることです。

僕が好きな経営者の一人に、銀座まるかん(スリムどかんで有名)創始者斎藤一人さんがいます。斎藤さんは累計納税額日本一という人ですが、より幸せな生き方をするために三褒めを推奨しています。三褒めとは(国褒め、物褒め、命褒め)ということで、国ほめ、とは、今いるところ、日本、県、市町村、自分の周囲の地域をほめること。     物ほめ、とは、自分の周囲にある物すべてをほめる、感謝すること、たとえば、テレビ・・・きれいな映像を見せてくれてありがとう、愛車よいつも輝いてるね、いつも寒さから守ってくれる家よありがとう、助かりますなど。      命ほめは、動植物、生き物すべてです。ごはんを食べるとき、お米に美味しいねと感謝、お惣菜に感謝、木や森に感謝、小鳥にもいい声でさえずってくれてありがとう、すべての生き物、勿論、周囲の人間にも感謝すること、その3ほめをしていると、すべてが良くなるというのです。ペットを飼っていると癒されることが多いのですが、ペットをけなしている人って少ないですよね、「可愛いね」「いい子だね」とほめると自分にも心地よく聞こえて、自分で自分を癒しているのです。

実際にやってみるとなかなか大変です(笑)いつも、あってあたりまえ、動いてあたりまえ、みえてあたりまえ、やってくれてあたりまえ、食べることができてあたりまえ、もらえてあたりまえ・・・・、いかにあたりまえの中でほめもせず感謝もせずに生きて来たかが思い知らされます。何事も癖づけが大切ですから、根気よく三褒めを行動に移していきたいと思います。

ほら、あなたの顔もとっても輝いていますよ☆