通信Vol.157(2017年6月)

ちょっとプチ自慢をさせて下さい。
僕ってスゴイんです。
何がスゴイかって?
何かが、スゴイんです。
何かって何よ?
何かです(自分でもよく分かりません笑)

人は誰かに認めてもらいたい、誰かに「貴方ステキね」「君スゴイね」「大好き」って言われたい生き物です。ここが根本的に人と動物の違いだと思います。
子供の頃は、何か出来るようになったり、賞をもらったり、試合に勝ったりすると、周りの大人たちから「スゴイね!」「エライね」って言われますよね。お母さんやお父さんから「大好き」って言われたりします。

でも大人になると褒められることが極端に少なくなる、いや褒められてることに気付かなくなるんです。賞賛を素直に受け取れなくなる。「ありがとう」「すごいですね」「どうしたらそんなふうになれるの?」「教えてください」等々褒め言葉は溢れているのに、褒められていると思えない。
いい歳して「私のこと愛してる?」なんて親に問いかけるのもためらわれます。子供のことを愛していない親なんていないのに、言葉で言ってもらわないと愛を感じられない。あるいは死んでしまった親を悪者にして「私は愛されてなかった」と愚痴ってしまう。

逆に褒め言葉を沢山受けとれる人、褒め言葉を褒め言葉と認識できる人、自分が愛されている(いた)と感じられる人は、セルフイメージの高い人です。セルフイメージとは簡単に言うと、自分劇場の脚本の様なものです。自分をどんな役者に仕立てるのか、どんな人生劇場を演ずるのかは脚本にかかっています。
他人の言葉でクヨクヨして悲劇のヒロインを演じるのか、自分のやりたい事を楽しんで快活な人生を演じるのか、全て自分で決められるのです。どうせ一回きりの人生なら、悲劇のヒロインを演じるより、楽しく愛に満ちた劇のヒーロー、ヒロインになりたいものです。

ではどうしたら褒め言葉を沢山受け取ってセルフイメージを高められるのでしょう?
そこで、褒め言葉を沢山受け取られる様になる魔法のことばを教えちゃいます。
それは、事あるごとに「俺(私)ってスゴイね!」「私って愛されている」って何度もつぶやくんです。何がスゴイかって理由を言ってはいけません。誰に愛されているかも問題ではありません。何故ならスゴイに理由をつけるとその事象が崩れた時にスゴくなくなるからです。誰かに愛されていると思うとその相手に裏切られた時に愛が崩れます、だからとにかく「私ってスゴイ」「俺って偉い」「私は愛されている」を連発です。無意識に言えるようになると本当に何かがスゴクなったり、偉くなったり、誰かに愛されたりします。セルフイメージは色んなアイテムを調達したり、自分に必要な人をキャスティングしたりすることも出来るのです。

 ね、僕ってスゴイでしょ!(笑)