通信Vol.204(2021年5月)

 全国的にコロナワクチンの接種も始まり、ようやく終息に向けてのめどが立ちそうな感じになってきました。コロナが終息したら貴方は何をしますか?旅行?飲み会?カラオケ?バーベキュー?「緊急事態宣言だ」「蔓延防止だ」と暗い話題で滅入るくらいなら、コロナ終息後のプランを練ってみてはいかがでしょうか?

 

 今回は、「5月病」の克服の仕方についてお話したいと思います。貴方は「5月病」になったことがありますか?私は毎年5月病を発病しています(笑)

そもそも5月病とは何かといいますとWikipediaによると日本においては、新年度の4には入学や就職、異動、クラス替え、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できないでいると人によってはうつ病に似た症状がしばしば5ゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いためこの名称がある。医学的な診断名としては、「適応障害」あるいは「うつ病」と診断される。発症に至る例としては、今春に生活環境が大きく変化した者の中で、新しい生活や環境に適応できないまま、ゴールデンウィーク中に疲れが一気に噴き出す、長い休みの影響で学校や職場への行く気を削ぐなどの要因から、ゴールデンウィーク明け頃から理由不明確な体や心の不調に陥る、というものがある。」とあるように、病名を付けてしまうと「うつ病」とか「適応障害」になるらしいのですが、私の場合は毎年のことなので、「自然にエネルギーがみなぎる頃だから、俺のエネルギー吸い取られているのかな」と考えて時間が経つのをひたすら待っています。時間が経てば普通に戻ると思っているので、病気だとは思っていませんし、事実6月になると嘘のように元気になっています。

 元気が出ないとき、悲しみに打ちひしがれているときには、その状況にどっぷりと浸かる方が早く脱出できます。無理に元気を出そうとすると泥沼にはまったように、抜け出しにくくなります。もし泥沼にハマったように落ち込んでも安心してください。雪道でスタックした自動車も春まで置き去りということはありません、誰かが押してくれたり引いてくれたり、あるいは自分の力で脱出したり出来るように、心がスタックしても何かのきっかけで必ず脱出できると信じることが大切です。悲しい時には思いっきり悲しんで泣いたりわめいたり、落ち込むときにはどっぷりと落ち込むのが得策です。深海に沈む貝のように深く沈んで心を閉ざしたって良いんです。時が解決するか、何かの拍子にフッと浮かび上がることができるはずです。

 少しづつ元気が出てきたら、身体を動かしてみるのも良いことです。身体を動かすことによって脳は「あれ?自分、病気だと思っていたけど、意外と元気やん。」と良い方に勘違いしてくれます。行動療法と言われるものですが、元気なフリをすることで元気が出てきます。もちろんこれはタイミングが大事ですので元気が出て来た時にやるのが有効です。

 どんなに不調でも、止まない雨はない、明けない夜はないと信じて、ひたすらその時を待ちましょう。泥沼から脱出したい、新たなステップを踏み出したいと願い、いろんな手段を模索することが大切です。現状に甘んじたり、お酒やドラッグに逃げなければ必ず光は見えてくるはずです。一人で悩まずに営業スタッフ、コーディネーターに遠慮なくご相談ください。