通信Vol.130(2015年3月)

今年も早いもので1/6が過ぎてしまいました。年々時間の経つのが早くなっているように感じます。(歳ですかね〜^_^;)
 日頃皆さんはどのように時間を使っていますか?
 今回は時間の使い方についてお話をしたいと思います。
 
 あるところに2人の木こりがいました。ある日、どちらが腕の立つ木こりかで口論になり、同じ時間で木を何本切り倒せるかを競うことになりました。与えられたノコギリは其々1本ずつ。どちらも錆ついていてあまり切れそうにありません。よーいドンで一人の男は黙々と木を切り始めました。もう一人の男は自分の道具箱からヤスリを取り出して錆ついたノコギリを研ぎ始めました。片方の男が3本目の木を倒し終えた頃ようやくノコギリを研いでいた男が木を切り始めました。1時間後により多くの木を切り倒していたのはどちらだと思いますか?最初に木を切り始めた男は、あまりに切れないノコギリだった為余計な体力を消耗して、途中から極端にペースが落ちて負けてしまいました。
 時間を効率よく使うことによって生まれる時間で、もっと他に楽しめることがあるかもしれません。たとえば仕事の休みの日に家事代行サービスを使って家事をしてもらって、自分は家族と小旅行に行くという選択肢もありそうです。あるいはお掃除ロボットを使って家事の時間を短縮するというのも有意義かもしれません。古いパソコンで処理能力が遅いパソコンより、新しいパソコンの方が能率が上がって時間が短縮できるということもよく聞きます。仕事が出来る人ほど道具にこだわるとも言われます。

では余裕ができた時間で何をするかなんですが、是非ともお勧めしたいのが自分への投資です。自分への投資とは、自分の頭の中の畑を耕してタネを蒔き、収穫するということです。自分の頭の中の畑を耕すということは、自分がどんな人になりたいのかをイメージしながら(何を収穫するか決めて)それに必要な情報を集めたり、資格を取得したり、学んだりする(タネをまく、水をやる、肥料をやる)ということです。世の中にはその他の色んな情報が川のごとく流れています。テレビや雑誌を見るのも娯楽としては必要なことかもしれませんが、それらの情報に流されている状態というのは頭の中の畑が雑草で生い茂っている状態です。情報に流されるのではなく、自分に必要な情報を探しにいって、情報の取捨選択をし、整理して自分の頭の中に取り込むことということが、頭の中の雑草を抜いて畑を耕し、タネを蒔くということ=「自分への投資」ということでしょう。
 タネを蒔く行為とは、本を読むことかもしれませんし、セミナーに出ること、今まで付き合ったことの無い人達と交流すること、ジムに通う等々あると思いますが、共通することは「今までのライフスタイルから一歩前に出る」ということです。