通信Vol.196(2020年9月)

先日の台風10号は九州地方を北上したにもかかわらず、飛騨地方でもかなりの強風が吹きました。あれが東海地方を直撃していたらと思うとゾッとしますね。7月の豪雨による土砂災害が完全に復旧していないので、少しの雨でも心配ですね。

 

 今回は人から嫌われる行為と題してお話してみたいと思います。嫌われる行為を知ることは大切です。他人から嫌われようと思えば、その通り実行すればいいし嫌われたくなかったらやらないように気を付ければいいのです。他人から好かれるか嫌われるかは個人の自由ですから、どちらの選択肢を選ぶかは貴方次第です。でもあまり嫌われたいと思う人はいませんよね。他人から嫌われるより好かれる方が得なことが多いのも事実です。損得計算で考えても他人から好かれた方がいいと思います。

では他人から嫌われる行為をいくつか紹介したいと思います。

1.他人の悪口(噂話)を言う

 誰かの悪口を言ったり誰かの噂を言ったりということはよくあると思いますが、自分に

害が及んでいないのに、その人の悪口を言ったり、何処々々で誰かが何かをしていたとか

貴方の悪口を言っていたというような、知らなくてもいい情報を言ってくる人は、目の前

に居ない人の悪口を言う傾向があるので嫌われます。

 

2.他人の話を聞かない

他人の話を聞かないというのは、人の話を聞いても「そうそう私もね~」とか「そうね、

ところでね~」というように自分の話にすり替えたり、他人の話を被せたりする、話の中

身に言及しないということです。そんな人には話しをする気になれないですよね。

 

3.他責思考

 自分のことを棚に上げて、他人に責任を押し付ける思考のことを他責思考と言います。昔ある取引先で、専務が自分の部下がいかに仕事が出来ないかを延々語られたことがあって閉口したことがあります。自然とその営業先からは足が遠のいてしまいました。自分の部下がうまく育たないのは上司の育て方によるところが80%です。残り20%は素質の部分ですが、素質は80%の努力でカバーできます。自分の育て方を棚に上げて部下を非難したり自分の行動を反省しないで、他人ばかり非難する人は嫌われます。

 

4.支配欲が強い

 何でも自分の思い通りに事が運ばないと気が済まない人は支配欲の強い人です。他人の

意見も尊重出来ないと嫌われてしまいます。

 

どうですか?自分に当てはまる所はありましたか?自分自身に気付くことが第1歩です。全くなくそうとするよりも、自分にもこういうところあるなと自覚することが大切です。自分は全く当てはまらないと思った人は、自分が見えていない可能性がありますから要注意です。自分を責めすぎてもいけませんが、一日一回自分を振り返ることはとても大切です。人に好かれた方が人もお金も寄ってきますから。